用語集|冷間鍛造用金型制作 広島アタイス工業株式会社

広島アタイス工業株式会社|冷間鍛造用金型制作 広島工場
トピック

概要

ノックアウトピンとは、金型から加工済みの製品(ワーク)を押し出して取り出すための部品です。鍛造やプレス、射出成形などの工程において、金型内に残った製品をスムーズかつ正確に排出する役割を担います。
打ち抜きや成形が完了したあと、ワークは金型内に密着してしまうため、ノックアウトピンによって確実に取り出すことが不可欠です。

ノックアウトピンの役割

  • 金型内に残ったワークを排出する/li>
  • 成形品の変形を防ぎながら押し出す
  • 生産サイクルの短縮と自動化を支援する

成形の品質と生産効率の両方に直結する、見えにくいけれど重要な裏方パーツです。

主な特徴と仕様

【耐摩耗性・高靭性が必要】
押し出し時の衝撃・摩耗に耐える素材(SKD、超硬など)を使用

【位置精度が求められる】
成形品に不要な跡が残らないよう、正確な動作が必要

【形状バリエーションが豊富】
丸型、角型、異形、段付き、テーパー付きなど多種多様

【冷却・潤滑と連動する場合も】
高速運転下での動作を安定させる設計あり