概要

マシニングセンターとは、コンピュータ制御によって自動で金属などの加工を行う多機能な工作機械です。
フライス削り・穴あけ・タップ加工・ネジ切りなど、複数の加工を一台で連続的に行えるNC（数値制御）工作機械の一種です。

金型・鍛造業での役割

金型製造では、素材に対して高精度な切削加工を行う工程が不可欠です。
マシニングセンターは、以下のような用途に活用されています

• 金型のキャビティ・コアの加工
• 入子部品やダイプレートの精密仕上げ
• 特殊形状のポケットや溝の加工
• 鍛造金型の肉盛り後の再加工
• 試作部品の高速切削

主な特徴

【高精度・高剛性】
ミクロン単位の加工が可能

【自動工具交換（ATC）】
多種類の加工が一括で可能

【3軸・5軸制御】
複雑な3D形状も一度の段取りで加工可能

【プログラム加工】
CAD/CAMとの連携で効率アップ